今回は「昔と今」のフリーランスエンジニアの違いについて自分が思った事を語ろうと思います。

フリーランス歴30年以上の超ベテランのエンジニアの方と話していた時、

「昔と今ではフリーの立ち回り方が大きく違っている気がするな。今は周りの人やサービスと調子を合わせて上手い立ち回りができる人が、フリーとして成功していると感じる。」

という話を聞いたのです。

私はその考えに興味を持ち、昔と今のフリーランスエンジニアの仕事の仕方や、求められる能力などについて、様々な事を聞いたり、意見をぶつけてみました。色々な考え方に触れる事ができたので非常に有意義な時間でした。

という訳で冒頭の通り、今回は昔と今とのフリーランスの違いを中心に綴っていきたいと思います。昔と今のフリーランスの生き方を比べながら、なぜフリーランスのエンジニアが増えているのか?についても考察してみたいと思います。

超ベテランのエンジニアの方に聞いた話

さっそく超ベテランのフリーランスエンジニアの方に聞いた話からご紹介します。まず、昔と今のフリーランスの仕事の仕方の違いについて聞きいてみると、

昔は、、、

・特殊な業務スキルを持ったフリーランスが多かった

・フリーランスの営業力が非常に重要だった

・プロジェクトが一旦終わると次の仕事を探すのが大変だった

今は、、、

・フリーランス向けのエージェントが多いので、仕事探しはかなり楽

・営業力よりも、現場のメンバーと打ち解けるコミュ力が大事

・エージェントも、客先も、仲良くなると次の仕事に繋がる事が多い

昔はスキルを活かしてバリバリやれる人がフリーランスになった

ベテランエンジニアの方によると、昔のフリーランスの方はいわゆる「オラオラ系」が多かったと言います。

特殊な技術や、業務スキルを武器にして、どんどん営業をかけ、プロジェクトが終わっても次の案件の営業をかける。つまり、業務スキルと営業力の両方を持ち、それを上手くアピールできる人が成功していた様です。

技術がスゴイ!だけではなかなか食えず、「俺の技術はスゴイんだ!」とアピールできる人が成功できるフリーランスだったらしいです。

ちなみに、ベテランエンジニアの方も、若い頃はかなりの「オラオラ系」だったらしいです。※特にOracleについてかなり詳しい方は、上手くアピールすれば、かなり重宝されたとか。

良質なエージェントサービスが今のフリーランスの働き方を変えた?

ベテランエンジニアの方がよく言うのは「フリーランスも大きく変わったな。」という言葉です。

今のフリーランスの仕事に大きな影響を与えているのは「エージェントサービス」の存在だと言います。昔も当然同様のサービスはあったらしいですが、かなりクローズドな世界観のサービスで、良い案件は少なかったらしいです。

そのため、「営業力」と、いわゆる「横の繋がり」を頼りに、これまで仕事を継続してきたと言います。仕事が途切れてしまった時には、飛び込みで案件を取りにいった事もあったとか。

しかし、今の様にエージェントサービスで様々な仕事を選択できる環境になると、自分に合った仕事を選ぶ事ができると言うのです。確かに、今は様々な案件を紹介するエージェントがありますから、頷ける話ですね。

情報を整理する力と技術力に長け、人と仲良くなれる人が成功する

先ほどの話とも重なりますが、フリーランスとして成功できる人の特徴は以下だと言います。

・エージェントサービスを上手に活用できる

・技術力がある

・プロジェクトのメンバーや、エージェント担当者と仲良くなれる

この話を聞いて、

「エージェントサービスの活用や、技術力の件はよく分かりますが、仲良くなれる。というのもそんなに大切なのですか?」

と質問した所、

「昔も今も、コネ、人脈という言葉を意識し過ぎな人が多い。打算的な考えは見破られるよ。自分の身になって考えてみれば、一緒に働きたくないと思うよね。。。だから仲良くなるという位の意識が一番良いと思うよ。昔の自分の様なオラオラ系とかはあまりオススメしないね。今はそれでは仕事は取れる気がしないよ。」

と言われました。

たしかに、現場で仕事をしていると、周りと仲良くできる人はかなり重宝されるイメージがあり、なるほどと思いました。

今は、どんどん前に進む人よりも、バランスを取れる人の方が重宝されるのかもしれません。これだけシステム系の仕事が発展してしまうと、勢いだけではなく、技術力、情報収集能力、人間力などが問われる様になったとも言えるのかもしれません。

フリーランス向けのエージェントサービスに詳しくなるべき

今はフリーランス向けのエージェントのサービスは非常に多いです。それに非常に良質で、各サービス毎に特徴もあります。

今回話を聞いたベテランエンジニアの方も話している通り、各エージェントの特徴をしっかりと理解して活用する事ができれば、フリーランスとして自分が希望する仕事に就ける可能性が高いです。

独立支援をしてくれるエージェントも多いので、独立する事自体もそんなに難しくない時代になりました。上手くいけば、そのまま法人化も夢ではありません。

ただ、エージェントをどの様に活用すれば良いのかをしっかりと理解しておかなければならないのは当然の話です。

今後、独立・起業を考えている方であれば、1日でも早くエージェントに相談をしてみる事をオススメします。今はエンジニアの仕事が非常に多いので、エージェントの方もエンジニアを大切にする時代です。

まとめ

ベテランエンジニアの方の話は非常にためになりました。

昔はまさに「一匹狼」の様な方でも技術力と営業力があれば活躍できた様ですが、今は確かに難しいのかもしれません。クライアントから見ても、同じ様な技術を持った方を見つけるのはそこまで難しくないからです。

しかし、仲良くなれる人を見つけるのは意外と難しい。だからこそプロジェクトのメンバーと良い関係性を作れる人は確かに重宝されます。

フリーランスのエンジニアにとって、今の時代は「協調性」が求められる時代なのかもしれません。