日本でも当たり前の様に語られる事になった仮想通貨トレード。そんな仮想通貨のトレードで自分も利益を出してみたい！仮想通貨を買ってみたい！でも、、、どの取引所を選べば良いのよ。そんな風に思っていたりはしませんか。
実際、自分に合わない取引所を選択すると大きな失敗に繋がる事もあります。
今回は、そもそも取引所って何？という事から、どんな基準で取引所を選べば良いのか？という事などについてご紹介していきます。特に、たくさんあってどれを選べばいいか分からない！という場合にぜひご参考にしていただきたいです。
コンテンツ
仮想通貨取引所とは
まとめて取引所と言われていますが、実際は取引所と販売所に分かれます。いずれもメリット・デメリットがあります。
また、今は取引所と販売所の２つを持っている会社が多いです。（一般的には取引所で統一されて語られます。）
取引所とは？
取引所はアカウントを持っているユーザ同士で通貨の売買が可能です。売買できる場所を提供していると言っても良いかもしれません。取引所は手数料が安め、但し、なかなか売買が成立しない事があります。
販売所とは？
販売所は販売所が持っている通貨と取引が可能です。たくさんの通貨を保有している販売所（大富豪と思ってもＯＫ）と取引をします。
仮想通貨に限らず、FXなどでも同じ仕組みの販売所があります。販売所は手数料は高め、但し、売買は成立しやすいと言われています。
販売所に比べると取引所の売買は成立しにくい？
取引所について、まことしやかに「売買が成立しにくい」という話を聞きます。
これは取引所によります。
オンラインの対戦ゲームなどをやった事があるでしょうか？
ユーザが参加していなければ対戦する相手はいません。でも、メーカーが作ったＣＰＵとの対戦はいつでもできます。逆に、ユーザがたくさん参加していれば、いつでも誰とでも対戦ができます。
「取引所の売買が成立しやすいかどうか」は「取引に参加しているユーザの数」と比例します。この売買が成立しやすいかどうかも取引所を選択する大事なポイントになります。
取引所の選択基準
では、取引所（ここでは販売所も含みます）の選択基準についてご紹介します。一般的に大切と言われているもの、個人的に大切だと思うものを挙げました。
手数料の安さ
トレードをするなら手数料の安さは必須です。売買するたびに手数料が発生しますので、トレード回数が多くなればなるほどコストがかさみます。
通貨毎に手数料が異なる事もあるので、通貨ペア毎にどの位の手数料が発生するのか、しっかりと把握しておきましょう。
ユーザの数
上述している様にユーザが少ないとなかなか取引が成立しません。
今買い注文を出したい！とか、売りたい！と思っても売買できない事があるのです。
ユーザ数がどれだけいるのか、売買が活発に行われている取引所かどうか？はしっかりと把握しておく必要があります。
通貨種類が多い
取引所によって扱う通貨は異なります。イーサリアムを買いたい！と思っても、アカウント開設した取引所ではそもそも売買できなかった。。。なんて事もあります。
取引所で扱っている通貨は事前に調べておきましょう。
セキュリティの高さ
仮想通貨とセキュリティはセットで語られる事が多いですが、当然口座の安全性は非常に大切です。
最初の内はあまり分からないかもしれませんが、どの様な形で各ユーザの口座を安全管理しているのかを把握しておくべきです。
仮想通貨口座の扱いは基本的に自己責任になりますので、株の口座や、為替の口座に比べても口座管理の意識は高く持っておくべきです。
売買ツールの扱いやすさ
売買ツールが扱いやすいかどうかも重要なポイントです。
例えば売買ツールの定番「チャート」ですが、
・テクニカル分析をするための機能が豊富にあるか？
・画面は見やすいか？
・他のツールとの連動性はどうか？
などなど気にしておくべきポイントがたくさんあります。最終的には自分が扱っていていいな。と思えるツールを使えば良いと思います。そのためにも、いくつかのツールを試しに使ってみるのも良いと思います。
また、今は優れたスマホアプリを提供している会社が大半です。スマホでも取引がスムーズにできるのであれば、いつでもどこでも売買ができます。早く売らないと！なんて時も即座に売り注文を出す事ができます。
APIがあるか
一般的にはそんなに大切なテーマではないかもしれませんが、このサイトにとってはとっても大切なテーマです。
仮想通貨の自動売買を視野に入れているのであれば、取引所のAPIを使用しない手はありません。
・APIがそもそもあるのか？
・扱いやすい仕様なのか？
・CCXTなどのPythonなどで使用できるライブラリとの連動性はどうか？
というのは重要なポイントです。
取引所のアカウントを開設する際は
自分に合った取引所（販売所）を選ぼう！
取引所を選択する際のポイントなどについてお伝えしましたが、仮想通貨を取引する理由は人それぞれです。
デイトレードの様に日々売買をしたい人もいれば、仮想通貨を購入して実際に買い物などで使ってみたいという人もいるはずです。
人によって特に注意しなければならないポイントは違います。
例えば、
・頻繁に売買を行いたい ⇒ 手数料が安い取引所
・初心者で決済用の仮想通貨を買いたい ⇒ 確実に通貨が買える販売所
などの様に、自分に合わせた取引所を選択しましょう！
複数の取引所に口座を開設しよう
ニュースなどでも話題になりますが、特定の取引所だけで売買を行っていると、その取引所に万が一何かあった場合、自分の口座が使えないという状況になりかねません。
ですから、一つの取引所だけに口座を開設するのではなく、リスク分散のために複数の取引所に口座を開設しましょう。
いくつかの取引所で売買をしてみる事で、自分に合った取引所がどこなのか？も分かると思います。
まとめ
仮想通貨取引所を選ぶ時の選択基準についてお伝えしました。
手数料やセキュリティなどは当たり前の話ですが、ユーザ数なども気にする必要があります。
また、この本サイトで実践している様に、売買BOTを作成する場合は、APIの有無などにも気を配る必要があります。
口座の開設自体はほとんどの取引所で無料になりますので、いくつかの取引所を使ってみて、気にいったものを使うのが良いと思います。また、一つの取引所の口座を使うだけではなく、リスクヘッジのためにも、いくつかの取引所の口座を持っておくのが安心です。
