マイクロソフトより提供されているVisual Studio Codeのインストール方法等々ついてご紹介します。
エンジニアの方であればVisual Studioという統合開発環境をよく使用すると思います。ただ、個人開発等であればVisual Studioを使うのは少し大袈裟に感じる事もあるかもしれません。
そんな時は以下の様なメリットがあるVisual Studio Codeがオススメです。
- 容量が軽い
- ダウンロード・設定が簡単
- 使い方が非常に簡単
簡単なコードの編集であればVisual Studio Codeが軽くて本当にオススメです。
インストール&基本的な使い方を覚えましょう!
ちなみに、このサイトではUnityの使い方について紹介をしています。UnityでもVisual Studio Codeを使うと非常に簡単にC#スクリプトを編集できるので、この点についても紹介をしておきます。
今は個人でも本格的なゲーム開発を行える環境が整いつつあります! 特に世界中のゲームクリエイターが使用しているのが、ゲーム開発エンジンのUnity。個人開発を行っているほとんどのクリエイターが使用しているとも言われている超 …
コンテンツ
Visual Studio Codeのインストール
ではVisual Studio Codeのインストールについて解説します!
Visual Studio Codeのダウンロード
まずは以下のURLからVisual Studio Codeをダウンロードしましょう。Microsoft Azureの製品ページからダウンロードできます。
■Microsoft Azureの製品ページにアクセス
製品ページの今すぐ無料でダウンロードするのボタンを押すと、ダウンロードページに遷移します。
OS毎にダウンロード対象が異なりますので、対象のインストーラをクリックして下さい。
※Windowsの場合はいくつか対象がありますが、64bitのPCの場合「↓Windows」からダウンロードしてもOKです。
■Visual Studio Codeダウンロードページ
インストーラのダウンロードが完了したら、インストーラをダブルクリックします。
■インストーラをクリック
Visual Studio Codeのセットアップ
インストーラをクリックすると、セットアップ処理が開始します。
基本的には、デフォルト設定のままでセットアップ処理を進めてOKです。
まず最初は使用許諾の同意が求められますので、契約内容を確認して問題なければ「次へ」をクリックします。
■Visual Studio Codeのセットアップ画面「使用許諾の同意」
インストール先を選択する画面に遷移しますので、希望のパスを入力して「次へ」をクリックします。
■Visual Studio Codeのセットアップ画面「インストール先の指定」
次にプログラムグループの指定画面に遷移します。
プログラムグループの指定はそのままでOKだと思うので、「次へ」をクリックします。
■Visual Studio Codeのセットアップ画面「プログラムグループの指定」
次に追加タスクの選択画面に遷移します。
こちらも基本的にデフォルト設定のままでOKだと思うので、「次へ」をクリックします。
※設定を変更したい場合は、チェックボックスをクリックしましょう。
■Visual Studio Codeのセットアップ画面「追加タスクの選択」
ようやくインストール準備完了画面に遷移します。
インストール準備完了メッセージと共にインストール内容の確認メッセージがでますので、問題なければ「次へ」をクリックします。
■Visual Studio Codeのセットアップ画面「インストール準備完了」
Visual Studio Codeのインストールが完了したら、セットアップウィザード完了画面に遷移します。
ちなみに、環境によりますが、そこまでインストール時間はかからないと思います。
■Visual Studio Codeのインストールが完了
これでVisual Studio Codeを起動できる様になりました!実際に起動してみましょう!
■Visual Studio Codeを起動
実際の使い方はこの後のUnityから呼び出す方法で解説します。
UnityからVisual Studio Codeを起動
次にUnityからVisual Studio Codeを起動するまでの手順を解説します。
UnityではC#スクリプトを使用してプログラミングを行います。
この時にVisual Studio Codeが使えると非常に便利です。
Visual Studio CodeのC#をインストール
C#スクリプトを使える様にするためには、C#をインストールする必要がありますので、その手順も紹介をしておきます。
Visual Studio Codeの一番左にいくつかの目次ボタン(正式名称は不明)がありますが、この中で「ブロック」の様な形をしたボタンをクリックします。
そして、画面左上の検索窓に「C#」と入力をしてインストールを行います。
■C#を入力してインストール
UnityでのVisual Studio Codeの設定
インストールが完了したら、UnityでC#スクリプトを開く時にVisual Studio Codeで開ける様に設定を行います。
まずは、UnityのツールバーからEditを選択して、Preferencesをクリックします。
■EditからPreferencesをクリック
Preferencesが開いたら、まずExternal Toolsを選択します。
画面上にExternal Script Editorと書かれた箇所がありますので、ドロップダウンリストをクリックしてBrowseをクリックします。
■External ToolsのExternal Script EditorからBrowseをクリック
Browseをクリックしたら、Visual Studio Codeのアプリケーションを選択します。
※アプリケーションのフォルダを覚えておくと良いです。また、Windowsの検索機能等で簡単に見つかります。
Visual Studio Codeのアプリケーションを選択すると、External Script EditorにVisual Studio Codeが設定されます。
■Visual Studio Codeが設定される
UnityのC#スクリプトをVisual Studio Codeで開こう
UnityのC#スクリプトをダブルクリックしましょう。
■C#スクリプトをダブルクリック
無事にVisual Studio CodeでC#スクリプトを開く事ができました。
■Visual Studio CodeでC#スクリプトが開かれる
便利機能(予測変換)
UnityのC#スクリプトは様々なエディタで開く事ができます。
それでもVisual Studio Codeを使用するのには1つ大きな理由があります。
それが予測変換機能です。例えば「using U」といった文字を入力すると、その後の文字としてUnityEngine等の文字(Unityでよく使われる文字)を自動で表示してくれます。ちょっとしたC#スクリプトの修正であれば、簡易的なエディタでも良いのですが、本格的にコーディングする場合はVisual Studio Codeを使用すると非常に便利です。
■予測変換も可能
まとめ
今回はVisual Studio Codeのインストール方法やUnityからVisual Studio Codeを呼び出してC#エディタとして使用する方法についてご紹介しました。
当然、Visual Studio Code単体で動作させる事もできますし、とにかく色々な開発プロセスの中で活躍の場があると思います。
冒頭でもお伝えしている通り、非常に軽く動作しますので重宝します!!