本サイトでは、仮想通貨BOT作成のために、ZaifのプライベートAPIを操作する方法をご紹介しています。ただ、ZaifでプライベートAPIを操作するためには、まず「APIキー」を作成しなければなりません。
※厳密には「APIキー」と「Secret」を作成します。まとめてAPIキーの作成として表現します。
プライベートAPIでは注文の命令や、口座情報の取得などができてしまうので、APIキーは自分だけを使用者とするためのユーザID、パスワードの様なものと考えればOKです。
APIキーの作成は最初はちょっと分かりにくいと思うかもしれませんが、実際に操作をしてみると、すっごく簡単です。※単に発行するだけなので
ただし、権限の付与などかなり注意をしなければならないポイントもありますので、その辺りは慎重に進めましょう。
今回はZaifでのAPIキーの作成手順と大事な権限付与について、解説致します。
■前提知識
・Zaifのアカウントを開設している
・本人確認、二段階認証の設定が完了している
コンテンツ
APIキーの作成と権限付与の手順
まずはZaifアカウントにログインして下さい。
ここからAPIキーを作成するための画面に進みます。
APIキーを作成しよう
アカウント画面にログインしたら、まず「各種サービス」タブをクリックします。
■各種アカウント画面
「各種サービス」タブに遷移したら、最初はアフィリエイトという画面になっていると思いますが、ここで「開発向けAPI」をクリックします。
■「各種サービス」タブの画面
「開発向けAPI」画面に遷移したら、「API Keys」ボタンをクリックします(既に選択されているかもしれません)。
■開発向けAPI画面
ここでAPIキーが未作成の場合は、no keysと表示されているはずです。この状態で新しいAPIキーを作成する事ができるので、やってみましょう。
まず2段階認証を行う
新しいAPIキーを作成するためには、改めて2段階認証が必要になりますので、事前に2段階認証を忘れずに行って下さいね。2段階認証(「シークレットの表示 ~ 2段階認証のトークンが必要です」と書かれた場所)のフィールドが表示されているはずです。
「6 digits」と書かれた入力欄に2段階認証コードを入力して「Submit」を押せばOKです。
APIキーを作成する
APIキーの作成は「新しいAPIキーの作成」のフィールドで作成可能です。
2段階認証が完了すると、新しいAPIキーの名前が入力できる様になります。
「名前」と書かれた欄に好きな名前を入れましょう。テスト用などであれば、「bot_test」といった様に自分が分かる名前であれば大丈夫です。
※後でまたAPIキーを作成する事も可能ですので
■新しいAPIキーの作成画面
権限を設定しよう(重要)
次にAPIキーに与える権限(Permsという名前で表示されている事もあります)を設定します。
入出金などの操作はAPIからは行う必要は無いと思います。リスク管理のためにも最低限必要な機能だけ権限を付与しましょう。
ちなみに各権限の内容は以下の通りになります。
■権限について
権限 | 内容 |
Info | 残高情報の取得 |
Trade | 取引の操作(注文等) |
Withdraw | 入出金の操作 |
PersonalInfo | 公開対象の個人情報 |
IdInfo | 非公開の個人情報 |
ここでは、仮想通貨BOTの作成に最低限必要な「Info」と「Trade」だけにチェックをいれましょう。※入出金などの権限付与をしてしまうと、APIキーが情報漏えいした場合に大変な事になってしまいます。
上記にチェックを入れたら「Create」のボタンを押します。
■新しいAPIキーの作成時に権限を設定する画面(InfoとTradeだけチェック)
APIキーの作成が完了した!
権限設定をした上で「Create」を押したら無事にAPIキーが作成されます。
先ほど設定した「APIキーの名前」と「APIキー」「secret」が表示されているはずです。
これで正しくAPIへのリクエストさえできれば仮想通貨の自動売買も可能になりました!ヤッター!
何度も言いますが、非常に大切な情報なので取り扱いには十分に注意をして下さいね。
まとめ
今回はAPIキーの作成にスポットを当てて解説しました。作成するだけであれば非常に簡単ですが、権限の設定には十分に注意をして下さいね。
これで、実際に現物取引などのAPIが操作可能です!夢の仮想通貨BOTの稼働にまた一歩近づきましたね。
次は、このAPIキーを使って、実際にプライベートAPIで注文をしてみましょう。