今回はゲーム開発エンジンの「Unity」について学べるオススメの本・参考書について紹介します!
「技術系の本ってたくさんあって何を選択したら良いか分からない!」という方も多いと思いますが、入門者なのか?経験者なのか?どんなゲームを作りたいのか?で選択するべき書籍は変わります。
この記事では、入門者向け・経験者向けに分けて紹介しますので、ぜひご自身に合ったものを参考にして下さい!
- Unityについて勉強をしたいけど、どの本を選べばよいか全然分からない
- 各参考書にどんな特徴があるのか分からない
- 既にUnityを使える状態だけど、もっと実力を伸ばすための本を探している
色々と優良な本があるので、その中からぜひご自身に合った本を選択してくださいね。
コンテンツ
Unity入門者向けのオススメ本
まずは、入門者向けの本として特に分かりやすい優良本をご紹介します。
正にこれからUnityを学びたいという場合は、この入門者向けの本を読んでみる事をオススメします。
Unityの教科書
多くのUnity開発者が入門用としてオススメしているのが北村愛実さんの「Unityの教科書」です。
書籍の特徴は、
- Unityを触るのが初めてという方でも分かる様に「1つ1つの操作」について丁寧な説明がされている
- 2Dゲーム、3Dゲームそれぞれの作り方の基礎が分かる
- 入門者向けだが、1つのゲームを完成させるまでのプロセスがしっかりと記載されている
とりあえず、この本に記載されている通りの操作をすれば、シンプルなゲームが作れてしまいます。どの入門書を読むべきか?で悩んでいる方なら、まずはこの本読んでみる事をオススメします。
UnityではじめるC#(くまんぼうさん本)
次にご紹介するのは、Unity開発者なら誰もが知っている「いたのくまんぼう」さんの「Unityで始めるC#」です。
くまんぼうさんは、ゲームクリエイターとして豊富な経験があり、かつてはコンシューマー向けのゲーム会社でも仕事をされていた方です。
書籍の特徴は、
- ゲームクリエイターとして第一線で活躍した「くまんぼう」さんが書いた本なので、非常に実践的
- 脱出ゲームやパズルゲームなど、実際にゲームのサンプルとして参考になる内容が含まれている
- 他の入門者本と比較すると少し難易度は高い(でも、この本から読む方もたくさんいます!)
本格的にゲーム開発者を目指す方にとっては定番の入門本として有名な参考書です。
Unity入門 最新開発環境による簡単3D&2Dゲーム制作(ひよこ本)
Unity日本支社に勤める荒川巧也さんによる有名なUnity入門参考書(通称:ひよこ本)です。
バージョンアップデートされるたびに、この本も新しいバージョンが出版されるので、最新バージョン向けの参考書を探している方にオススメです。
書籍の特徴は、
- Unityの最新バージョンに合せた内容になっており、本の内容も何度もアップデートを繰り返している
- Unityに勤める方が書いた参考書なので、文章や言葉の整合性がしっかりとしている
- 初心者でも分かる様に、丁寧に嚙み砕いた内容になっている
Unityの公式チャンネル等にも登場する荒川さんの本なので、非常に内容が丁寧で分かりやすいものとなっています。本の中で紹介されているコードは非常なシンプルなものが多いですが、その分、入門者にとっても分かりやすいです。
Unity経験者向けのオススメ本
入門者向けの参考書を読んだ後は、やはり経験者向けの実践的な本を読みたいですよね。
ここからは経験者向けの優良本を紹介します。
Unityの寺子屋 定番スマホゲーム開発入門
先程も紹介した「いたのくまんぼう」さんの「スマホゲーム開発入門」用参考書です。
本のタイトルは入門と銘打ってますが、実際は応用編。つまり経験者向けの本と思って良いです。
書籍の特徴は、
- ゲームクリエイターとして活躍した「くまんぼう」さんが書いた本格的なスマホゲーム開発本
- スマホゲームの作り方が細かい所まで解説されている(アプリのビルド方法なども)
- 実際にリリースするゲームでも活用できるレベルの開発ノウハウが多い(その分難易度も結構高い)
難易度が高い箇所もあるので、何度も繰り返して読み進める事をオススメします。逆にこの本の知識を理解できれば初心者は完全に脱したと言えると思います。
Unityゲーム プログラミング・バイブル
Unityが公式にバックアップして刊行された超大ボリューム書籍の「プログラミング・バイブル」。
様々なジャンルの第一線で活躍する著者の方々が、テーマ毎に具体的な開発ノウハウをまとめてくれています。
書籍の特徴は、
- Unityを活用しているプロのエンジニア・クリエイターの方々による大ボリュームの情報が詰め込まれている(紙版はとにかく分厚いです。。)
- ゲーム開発の現場ですぐに活用できる様な開発ノウハウ・Tipsがまとめられている
- 著者多数のため、様々なプロの考え方をエッセンスとして吸収する事が可能
- ボリュームが凄すぎて値段は高い
デザインやレイアウトも凝っていて、あまりUnityが詳しくない読んでも面白い内容ですが、やはり経験者が重宝する内容です。他の本では見られない様な情報が詰め込まれているので新たな技術を見つけるヒントにもなる参考書です。
Unityデザイナーズ・バイブル
上述のプログラミング・バイブルの姉妹本、かつ、デザインに特化した本で、こちらも超大ボリューム書籍の「デザイナーズ・バイブル」。
Unityは様々なデザイン表現が可能であるため、デザインに特化した内容だけでもすごいボリュームになってます。
書籍の特徴は、
- Unityを活用しているプロのクリエイター・デザイナーの方々による大ボリュームの情報が詰め込まれている
- 2D・3D・VFX Graph・ProBuilder・映像作品等々、実践ですぐに活用できるプロのデザインノウハウ・Tipsが豊富
- プロのクリエイター・デザイナーの考え方をエッセンスとして吸収する事が可能
- ボリュームが凄すぎて値段は高い(プログラミング・バイブルと同じ)
プログラミング・バイブルも同様ですが、他の参考書では見たことがない情報が詰め込まれています。Unityの公式youtubeチャンネル等で実際に作成された映像等も観ながら読み進めると、Unityでデザイン能力を存分に感じられると思います。ちなみにUnityの使い方に詳しくない方が読んでも結構面白い内容です。
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Unityに限らず、技術書は結構値段が高いので、読み放題定額サービスを活用した方がお得になる事もあります。
※「Kindle Unlimited」で読み放題の対象となっている書籍は限定されています。自分が読みたい本が読み放題対象になっているか一度確認してみましょう。
まとめ
今回は、「Unity」について学べるオススメの本・参考書を紹介しました。
どの本にも特徴がありますので、今の自分が求めているスキルや情報を得られる様な本を選べる様に、よく比較をしてみて下さい。
各書籍の販売ページでは試し読みができるものもあるので、それらを読んでみるだけでも勉強になります。
Unityは使い方を身に付けるまでには結構時間がかかります。本というのは、使い方を身に付けるまでの期間を短縮してくれますし、しかも楽しく勉強を進められる様になります。自分に合った本・参考書を選択して、Unityの使い方をしっかりと学んでいきましょう。