Windows7のサポートは2020年1月までになっています。2018年8月確認時点で。
※XPの時の様に延長に延長を重ねる事もあるかもしれませんが。。。
サポートの時期を過ぎると基本的にWindows7を使うのは危険な状態になってしまいます。
現時点では、すぐにやる必要はありませんが、いつでもWindows10へのアップグレードができる様な状態にしておきたいものです。ここではその方法をご紹介します。
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Windows10を使う人が増えてきた!
ちなみに、私の周りのエンジニアは、最近Windows10に切り替える方が多いです。
元々Windows10は動作が不安定と言われたり(勝手にアップグレード問題もありましたね^^;)していたため、7を使っている方はあまりアップグレードをしようとしませんでした。
しかし、ようやくWindows10に切り替える人が出てきました。切り替えた、もしくは、アップグレードをし始めた理由は以下の様なものがあると思います。
・パソコンの買い替えタイミングでWindows10を使う事にした。
・Windows10の動作がようやく安定してきた。
・顧客がWindows10を使い始めたのでテスト端末を同じOSに切り替えた。
サポートが続いている状態で、無理にアップグレードをする方は少ないと思うので、パソコンを買い替える方や、顧客に合わせてアップグレードしたエンジニアの方が多い印象です。
また、法人の場合はXPの時にあまりにバタバタしてしまった。という教訓を基に早め(2年前くらいが目途)にWindows10への移行を検討し始める様になりました。
Windows10へのアップグレードは無償でできる?
さて、ここから本題に入りたいと思います。
かつて、Windows7⇒Windows10は無償でアップグレードする事ができましたが、今もそうなのでしょうか?
周りからは、無償アップグレードができない!とか、いや、まだ無償でできる!なんて色んな声が聞こえてきますが、その編を調査したので、シェアしておきます。
結論から言うと2018/8時点ではアップグレードができます。※日本マイクロソフトの公式ページから。
■Windows 10 のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
ここでダウンロードできる「メディア作成ツール」というものを使って、Windows7のOSでもアップグレードする。という選択ができます。そのままアップグレードする事もできるのですが、個人的にはまずインストールメディアを作成しておく事をオススメします。
※時間がたつと10用のデータがダウンロードできない状態になる可能性もあるので、興味がある場合はお早めに!
Windows10をダウンロードだけしておく事は可能?
現時点では、まだアップグレードはしたくないけど、流石に2020年1月にWindows7のサポートが切れるのであれば、その頃までにはアップグレードしたい。
つまり、無償でダウンロードできる間にダウンロードだけしておいて、実際にアップグレードするのは後で。なんてちょっとズルい事はできるのでしょうか?
そもそもそれをやっていいのか?という話にもなりますが、
・USBメモリでリカバリメディアを作成
・ISOイメージ(DVD)でリカバリメディアを作成
といった方法であれば、ダウンロードをしてリカバリメディア(実際にはWindows10へのアップグレード用メディア)を作成しておく事ができます。
※USBを使う場合は最低8G必要です。
それに、何度も言いますが、すぐにアップグレードよりも一旦メディアを作成しておく方がオススメです。後からやり直しもできるので。
ただ、実際に後からライセンスも通るかというと、
後から使えるかどうかは話が別(たぶん大丈夫?)
とりあえずダウンロードだけしておき、後でインストールをした時に正しく稼働するかどうか?やってみなければ分かりません。ネットワーク接続をした時にライセンスのチェックが入る可能性もあるからです。
Windowsのインストールについては、そこまで詳しくないのですが、他のOSやソフトウェアの場合は、インストールファイルだけではインストールは完了しないソフトはざらにあります。
その後のアクティベーション等が必要になる事があります。※無償アクティベーション期間が設けられる事もあるので、その期間を狙ってアクティベートする方も多いです。
マイクロソフトであれば、その様なチェックを入れるのは技術的には容易でしょう。あとは、ルール上どうするか?という判断になると思います。
いずれにしても、現在のルール上、とりあえずダウンロードしてOKであれば、インストールメディア(USB、DVD(ISO))だけ作っておくのが良いのでは?と思います。
※もちろんその辺のルールは随時変更になる可能性がありますので、公式ページの注意事項などは確認をしておく様にして下さいね。
もしも、早めにアップグレードしないとダメという御触れがでたら、すぐにアップグレードしちゃいましょう。その際、事前にWindows7のデータのバックアップは忘れずに行ってください。
実際にダウンロードしてみよう!
まずはアップグレード用のメディアを作成するに越した事はありません。実際にメディア作成ツールダウンロードしましょう。
先ほどもお伝えした下記のURLからメディア作成ツールをダウンロードします。
※この時点では直接アップグレードか、一旦メディアを作成するかは選択しません。
■Windows 10 のダウンロード
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10
で、メディア作成ツールのダウンロードが完了したらクリックしてツールを起動します。メディア作成ツールを起動した所から手順をご紹介します。※とっても簡単
■ライセンス条項を読んで「同意」します。
■「別のPCのインストールメディアを作成する」を選択して「次へ」をクリック。 ※USBやDVDに作成できます。
■言語、アーキテクチャ、エディションを選択して「次へ」をクリック。
日本で使うPCであれば以下の様な内容で大丈夫です。(アーキテクチャは、32ビットor64ビットをご自身のPCに合わせて選択しして下さい)
■使用メディアを選択して「次へ」をクリック。
ここではISOファイルを選択します。あとでDVDにコピーしようと思います。
■Windows10のダウンロードが始まります。
■後は待つだけで完了
後はダウンロードを待つだけです。PCにもよりますが3時間ぐらいかかる事もありますので、気長に待ちましょう。
ダウンロードが完了すると、勝手にISOファイルがPCに保存されます。あとはDVDにコピーするか、ISOの立ち上げソフトでこのファイルを起動すれば良いです。OSのインストールのためにはDVDにしておいた方がベターです。
やれるだけの準備はしておきましょう。
Windows10のアップグレード対応ですが、(サポート終了にむけた対応などで)すぐに10に切り替えたいというのでなければまずはインストールメディアだけでも作っておくのがベターだと思います。
これを気にWindows10に切り替えてしまえ!という場合でも、Windows7時点でのデータのバックアップは忘れずに実施して下さいね。
もちろん、後々でWindows10へのアップグレードをするのであれば、その時点で最新のアップグレード方法を実施する方がベターなので、同じサイトでダウンロードできるか確認した方が良いです。
アップグレードの対応というのは結構大変です。※特にサポート終了に向けたアップグレードは何か気疲れします。
大変なイメージがあるのですが、実際にやってみると非常に簡単です。
やれるだけの事はやっておきましょう!