このサイトではIT系・エンジニア転職を考えている方向けに「転職先企業の候補リストの作成」をオススメしております。

候補リストを作成する事で、自分が応募すべき企業を効率的に探す事ができる様になります!

ちなみに「転職先企業の候補リストを作成する流れ」は以下の記事にまとめています。

今回は、その候補リストを作成する際に、具体的にどの様な情報を整理すべきかについて紹介したいと思います。

この記事は以下の様な方に参考にしていただけます

  • IT系で転職を検討しているが、どの様に企業を選べば良いか分からない
  • 転職候補リストのまとめ方を知りたい

転職企業の候補リストについて

候補リストの作り方を具体的に紹介します。

候補リストの作成イメージ

ちなみにリスト化する時のイメージは、大体以下の様な形となります。

■転職候補企業リスト

企業名 転職サイト・エージェント名称 年収 勤務地 ステータス
株式会社〇〇〇 IT系転職エージェントA 500万~700万円 東京(日本橋) 応募予定
株式会社●●● IT系転職エージェントA 650万~ 東京(新宿) 求人確認中
△△△株式会社 転職サイトC 480万~600万円 東京(新橋) 面接結果待ち
〇〇合同会社 転職サイトD 800万円~ 東京(品川) 求人確認中
●●ジャパン株式会社 IT系転職エージェントB 550万円~650万円 千葉(千葉) 書類選考中

ここで挙げているのは基本的な項目になります。実際には、これ以外に様々な項目情報を追加した方が良いのですが、イメージとしては上記の様なものになります。必要な項目についてはこの後で詳しく紹介いたします。

なぜ候補リストを作成するの?

なぜ、「わざわざ候補リストを作成するのか?」。

それは冒頭でも紹介している別記事でも詳しく紹介していますが、候補リストを洗い出して企業・求人内容を比較検討する事が大事だからです。

1つ1つの求人票の内容を順番に見ていくだけだと、比較検討ができません。

また、転職サイトの機能でも「興味のある企業」などでリスト化ができるものもありますが、転職サイト・エージェントは併用するのがオススメです。
※各サイト毎に求人票の内容が違いますし、取り扱う企業も違っている事があるからです。興味がある企業があったら、様々な転職サイト・エージェントで同様の企業名で検索して比較する等の情報分析も必要になります。

自分でエクセルやスプレッドシート等の表計算ソフトを使用して、情報を整理すると良いと思います。

リスト化に必要な項目

具体的にリスト化した方が良い項目について紹介していきます。

まずは、基本項目を整理してリスト化をして、後は自分にとって必要な項目を追加していくと良いと思います。

基本項目

以下の情報がリスト化をする際の基本的な項目になります。

リスト化の基本情報

  • 企業名
  • 求人票のURL
  • 求人掲載日
  • 転職サイト・エージェント名称
  • 職種
  • 業種
  • 業務内容
  • 年収
  • 勤務地
  • 転職の軸となる希望条件の達成度

企業名や求人票URLは必須です。また、求人票は掲載期間が決まっているものもあるので掲載日を設定しておくと良いです。さらに職種・業種・業務内容も情報を整理しておきましょう。また、自分の希望条件でもある年収・勤務地も項目に入れておく事をオススメします。

また求人が出ている転職サービス(転職サイト・エージェント)の名称も入れておくと、どの転職サービスを活用すべきかが整理できます。

そして、最も重要と言っても良いのが、「転職の軸となる希望条件」を達成できるかどうか?です。他の条件に惑わされずに転職の軸を達成できるかを判断しましょう。

オススメの追加項目

上記の基本項目と併せて、以下の情報も追加しておくと良いです。

追加した方が良い項目

  • MUST条件・WANT条件⇒求人票に載っている「求める人材のMUST(必須)条件・WANT(歓迎)条件」をまとめておく
  • 口コミの内容⇒口コミサイトに載っている情報を簡潔にまとめておく
  • 自己PR⇒その企業に対して自分が自己PRできそうな事を簡潔にまとめる
  • 志望動機⇒その企業に対する志望動機を簡潔にまとめる
  • 興味の度合い⇒その企業への興味の度合いを簡潔にまとめる(志望動機と関連)

こちらは実際に選考に臨む場合に、事前にまとめておくと参考となる情報がメインです。

自己PRや志望動機などは簡潔にでもまとめておくと、その企業で自分が活躍できるか?どの位働きたい会社か?等が客観的に分かります。これらをしっかりとまとめられている方は、ライバルにも差を付けられると思います。

全てをしっかりとまとめようとすると、時間がかかってしまうので、メモ程度の内容でOKだと思います。

ステータス管理も忘れずに!

候補となる企業のリスト化が完了したら、実際に応募や選考に入るものもあると思います。

その場合は、どの求人に対して、どのステータスなのかが分かる様に「ステータス管理」をすると良いと思います。

ステータス⇒求人確認中・応募予定・書類選考中・面接待ち・面接結果待ち

これらのステータスを管理しておく事で、企業毎に現在の自分の応募状況・選考状況を正しく整理する事ができます。

実際に運用して項目を入替えよう!

さて、ある程度リストのフォーマットが決まったら、実際にそのフォーマットに興味のある企業や求人の情報をどんどん詰め込んでみましょう。

そして、実際にリストの内容を見て、比較検討をしながら、リストの使い勝手が良いか?悪いか?についても検討してみましょう。

また、一度リストを作成後はカスタマイズをしていく事もオススメします。以下のポイントなどを気にしながら、自分が扱いやすい様にリストの内容を見直ししましょう。

  • 項目にあげているけど、あまり参考とならない項目は削除するか、表上から非表示にしてしまいましょう。
  • もっと気になる情報があるという場合は、その項目を追加しましょう。
  • また、項目の順番等も自分にとって使いやすい様に、項目順を変更しましょう。

人それぞれ、自分に合った候補リストの形は違いますから、自分にあったリストを作りこんでいいきましょう。

一旦自分に合ったフォーマットが出来上がると、候補企業の比較・情報整理をするスピードがどんどん速くなると思います!転職活動はやるべき事がたくさんありますが、企業の比較や情報整理をスピード感を持って実践できる事で、有利に転職活動を進められる様になります。

まとめ

今回は「転職先企業の候補リストの作成」についてご紹介しました。

わざわざリスト化するという作業は最初は面倒に感じるかもしれません。

でも、複数の企業を比較検討する場合は情報整理が必須になるので、必ずリスト化をオススメします。

自分が作成したリストの内容を見返して、企業毎の応募状況・選考状況のステータス管理をしたり、企業同士を比較する事で、自分が本当に入社すべき企業を洗い出す事ができます。

ぜひ自分なりの候補企業リストを作成して、転職先の情報整理に役立ててみて下さい!