今回は、既にIT企業やエンジニアとして仕事をされている方が、同じくIT企業やエンジニアに転職して後悔する失敗パターンについて紹介をしていきたいと思います。

以前は、未経験からIT業界やエンジニアに転職して後悔するパターンについて紹介をしました。未経験からの転職の場合、そもそも業界のことをよく分かっていない事による企業や仕事のミスマッチが後悔の原因になっているケースが多かったです。

今回紹介するのは、いわゆる同業種での転職、同職種での転職で後悔するパターンになります。

後悔してしまうパターンを知る前に

既に業界や、仕事内容はわかっているケースが大半だと思いので、業界や仕事内容そのものがわからずに後悔すると言うケースはほぼ無いと思います。

それでも転職先企業の強みや扱っているサービス、技術などが分かっていないと、、

想像と全然違う!!

となってしまう可能性もあるのでその点は注意が必要です。

業界知識や職務内容についての知識があるだけに、転職先企業も同じだろうと思って転職をすると、転職前の企業とのギャップに戸惑いを隠せず後悔する方が多いです。

業界経験者がエンジニア転職をして後悔するパターン

業界経験者がエンジニア転職をして後悔するパターンについて紹介をしていきます。

過去の経験やスキルを活かせない

同じ業界や職種で転職をする場合、転職後も過去の経験やスキルは当然生かせるものと考えてしまいがちです。

でも、企業ごとに求められる経験やスキルは異なると考えた方が無難です。

転職先企業に求められる経験やスキルが何なのかを具体的かつ明確にして、転職後のギャップを極力小さくするようにしましょう。

求人情報の募集要項はもちろん、転職先企業の文化や業務内容を事前調査することで、ミスマッチを減らすことができます。

前の会社の方が評価をしてもらっていたと気づく

実際に転職をしてから、転職前の企業の方が自分のことを高く評価してくれていたと気づくケースがあります。

企業ごとに社員に対する評価基準は様々です。

転職先企業の評価基準をしっかりと把握しておき、自分が高く評価される人材であるかどうかは理解しておいた方が良いです。

そのために、事前調査として、転職先企業で活躍している人物像を明確にすることで、評価されるかどうかが分かると思います。

また、実際に転職をする際に企業側から提示される待遇条件を確認する事で、企業側の評価が分かります。

さらに、転職エージェントを活用する事で、キャリアアドバイザーが企業と自分の中間に入ってくれ、企業側の自分に対する評価を教えてくれます。

会社の文化が全然違う

同業種や同職種であっても会社の文化そのものが違うケースはよくあります。

意思決定の速さ、利益の出し方、成果に対する意識などは企業によって全く違います。そのため仕事の進め方も全く違うものになることがあります。

転職先企業が自分が求めている企業文化を持っているかどうかは、企業分析で予め把握する様にしましょう。

気軽に仕事をお願いできる人がいないことに気づく

ある程度のキャリアを持っていれば、頼りになる後輩がいたり、違う場所で簡単にお願い事をできる人物がいたりするものです。

しかし、当然ながら転職をすれば転職先企業にいる人たちとの関係性はイチから作っていく必要があります。

これはIT企業やエンジニアの仕事に限らず、転職をした人であれば誰でも直面する課題なので、避ける事は難しいと思います。最初は自分自身で様々な仕事や課題を解決しなければないと言う事は覚悟しておきましょう。

希望したキャリアを歩むことができない

いざ転職をしてみると、自分が求めているキャリアを歩むことができないと気づくことがあります。

エンジニアとしてシステム開発のスペシャリストになることを望んでいるのに、スペシャリストとしてのキャリアプランは用意されていない企業も多々存在します。

逆にマネージャーとしてのキャリアを望んでいるのに、ほとんどの社員に対してハイレベルな技術力を求められる企業もあります。

転職先企業で自分が望んだキャリアを歩むことができるかどうか、しっかりと転職先企業のキャリアパスを調査するようにしましょう。

希望した仕事ができない

上述した内容と関連しますが、同じエンジニアの仕事であっても、会社が変われば仕事内容は全く違ったものになることも多々あります。

自己分析を繰り返して自分自身のスキルや経験の棚卸しをしっかりと行いましょう。その上で転職先企業で希望した仕事ができるかどうか冷静に判断をしましょう。

また、転職後に自分自身がどのような仕事をすることになるのかは、面接時に採用担当者に細かく確認をするようにしましょう。

IT系の面接には現場のマネージャーが参加することも多いので、具体的な仕事内容を質問してみる事も可能です。

企業訪問などが可能な会社もあるので、実際に社員の人たちがどのように仕事をしているのかを実際に見てみることで、自分が希望している仕事ができるかどうかを判断できるケースもあります。

また、情報収集の方法として転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談をしてみることで、過去に同じ会社に転職をした方がどのような仕事をしているのかを教えてもらうこともあります。

希望するほどの自由な働き方ができない

IT企業やエンジニアの仕事は、他の業界に比べて自由な働き方ができる傾向にあります。

しかしすべての企業で自由な働き方ができるわけではありません。それぞれの企業の事業内容や制度によって働き方と言うのも変わってきます。

リモートワークやフレックスタイム等を希望されている方に特に言えることですが、転職先企業でどのような働き方ができるのかについては企業分析の段階でしっかりと把握しておくようにしましょう。

エンジニア転職で後悔をしないために

エンジニア転職で後悔をしない様にするためにはどうすれば良いのでしょうか?

それは自己分析と企業分析をしっかりと実施して、転職のミスマッチを防ぐという一点に尽きると思います。

自己分析と企業分析について少し深く掘り下げます。

自己分析

既に供述している通り、エンジニアの方であれば、1つの会社の中にいても様々なプロジェクトを渡り歩くケースは珍しくありません。

ですからプロジェクトによって、チームの体制や考え方に大きな違いがあると言うのは既に分かっていると思います。

現在の会社と転職先の会社が大きく異なるのは、やはり企業文化や評価の仕方、給与や待遇面になることが多いです。今回ご紹介した転職して後悔するパターンのほとんどはこれが原因になっていると思います。

全てが完璧に整った会社はありません。

今の会社で実現できないが、転職先の会社でどうしても実現したい事は何なのか。逆に転職をした場合に失ってしまうものは何なのかと言うのは事前にしっかりと理解しておきましょう。それらをしっかりと理解できていれば、きっと自分にとって本当によかったと転職ができると思います。

自己分析の中でも特に「転職の軸」の明確化にしっかりと力を入れると良いです。

企業分析の仕方

次に企業分析の仕方についても触れていきたいと思います。

企業分析はあらゆる角度から実施する必要がありますが、ある程度希望する企業が固まったら、これから紹介する情報を参考にして、自分に合った企業かどうかを判断しましょう。

求人情報

転職サイト等で確認できる企業の求人情報の内容は、隅から隅まで確認する様にしましょう。

企業情報、業務内容、待遇等々についてあらゆる情報が掲載されています。

求人情報の内容は面接等でも問われる事があるので、全て暗記する位の気持ちで内容を理解しましょう。

就職四季報

東洋経済新報社が出版している「就職四季報」は、上場企業や有名企業の情報(平均年収、平均残業時間、有休取得率)を第三者の視点でまとめられた内容になります。

企業の求人情報だけでは現れない気になるポイントを確認する事ができます。

転職口コミサイト

転職時にはOpenWork等の転職口コミサイトも参考になります。

実際に調査対象の企業に勤めている社員の方や、過去に勤めていた方の口コミ情報を閲覧することができます。

ただ、大半は過去に勤めていた方の口コミになります。そのため予想以上にネガティブな口コミが多いかもしれません。

その点を踏まえて口コミを確認しましょう。

転職先企業に勤める人のSNS

転職先企業がある程度名前の通った会社であれば、その会社に勤める人のSNSなどもあるかもしれません。

現役で希望企業に勤めている人の意見は非常に参考になります。もしそのような情報を見ることができるのであれば、ぜひ参考にしましょう。

転職サイトの口コミ情報よりもポジティブな情報が集まることが多いです。

転職エージェント

自分一人で調べられる情報にはやはり限界があります。

IT系・エンジニア転職をする場合、基本的に転職エージェントに相談をして転職する事をオススメします。

というのも、希望企業があった場合に、過去にその企業に応募した方が質問された内容や、人事担当者が気にしているポイント等を事前に教えてもらえるケースがあるからです。

特に希望企業が決まっているのであれば、転職エージェントのキャリアアドバイザーに相談をして、エージェント経由で応募ができるか確認をしてみましょう。

以下の記事では転職エージェントを含むオススメ転職サービスを紹介していますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 エンジニア向け!失敗しない転職サービスの選び方  

まとめ

今回は、すでにIT業界やエンジニアとして仕事をされている方が、エンジニア転職をした際に後悔してしまうパターンについて紹介をしました。

既に業界経験がある分、転職をしても同じような仕事をするだろうと言う考えだと失敗の形になります。

転職をすれば、当然求められる経験やスキルは変わってきますし、企業の文化も全然違っていると言うケースも少なくありません。また、人間関係を1から作り直す必要があります。

ですから、すでに同じ業界経験があったとしても、自己分析をしっかりと行った上で、企業の調査も実施しましょう。そして、自分自身が納得のいく仕事ができる企業に転職できるようにがんばりましょう。